今日も在宅ですので、午後は息子のテスト勉強でも手伝うか、みたいな約束をしてました。パパ週ですが、こういう活動は彼が普通に決めていいことになってます。が、昨日、キャンセル。 仲良しのHくんちに行くらしい。自分からママにちょっと見てもらいたいところがある、と言って、パパ週なのにこっちの家に午後来てもいいかな、とお願いしていた手前。キャンセルするのにバツが悪そうにしている。「あ、別にいいよー。自分で判断して、大丈夫そうだったら、いいんじゃない。遊んどいで。」というと、安心したように「うん。」と言っていた。 で、夕食のときに話はじめた息子。「実はさ、Hの数学、ちょっと見てやりにいくんだ。」 カッコいいじゃん 息子 惚れた 惚れなおしました 自分の数科目、危なっかしくてほんとは精一杯なはず。それなのに友達助けに行くなんて!!! 話をさらに聞くと、月曜の放課後もこれも仲間のEくんの数学を見てやっていたらしい。 Kくんが今回もう一科目落としたとしても、ママはとても誇りに思う。 まとめ。1.片親の週であっても、もう片親に行ったりするのは自由でいいと思う。2.家が近いと、すごい融通が利き、時間効率がいい。3.親それぞれが得意教科をサポートできて成績のためにもいいのでは。
Month: June 2021
「おっさん」
今日は月曜日。息子は行ってしまいました。パパんちへ。今週も楽しかったなあ。いっぱい笑ったなあ。 というわけで今、元旦那さんに、今そっちに向かってますよーとメッセージしたあと草稿を書いてます。(出したのは翌日) 私の新しいパートナーですが、私らの間では通称「おっさん」で通っています(笑) 私とか息子が考えたものではなく、相方がググって自分で自分を「おっさん」と日本語で呼び始めたものです。 息子にちょい多めにお肉をあげたりとか、ひいきしようとするものなら… な、見たろ。君がママの一番だろ。まじでダントツ。たぶん、十位くらいまで君オンリーのランクインで、次やっと当然のようにクリス・コーネル(サウンドガーデン)だろな。次ヌノ・バッテンコート(エクストリーム)あたりかな? で、ジェリー・カンタレル(アリス・イン・チェーンズ)もランクインするかな、ルックスで無理かな? ママの職場のDとか、あんなオヤジも20位以内に入ってるかもしれない。でな、俺なんだけど、最近はな、気づいたらはしごの一番下っていうの? つうかもう、地中だよ? 泣くよ? とかもう本当に馬鹿なことを言っております。 ま、一位から十位の息子オンリーのランクインに関しては、実際そうなんだけど(笑) それはともかく、彼の子供好きなところ、Kを立てて、あくまでも男友達と接してくれるところが好きです。ちょっと自虐がすぎるけど。 けれど、うちらはもう結婚(この字を書きたくもない)はもうこりごりですので、これからずっと付き合うとしてもそれはない。なので、再婚家庭の事情はよくわからないけれど、継父とか継母っていう概念自体よくわからない。 当然だけど。息子にとって、パパはパパひとりだけ。 今回のまとめ 1.新しいパートナーは、息子にとっては、決して継父でも継母でもありえないと私たちは思ってる。2.新しいパートナーは、息子にとっては新しい友達。(はしごでは息子の下!)3.子供が一番。あなたは二番。とお互いに公言してある。(はしごでは息子の下!)
月曜日は移動の日
しんみりするなあ。今日は月曜日。 息子が、夕食後、もう一つの家に移動する月曜日。私が夕食を片付け中、息子は自分の部屋片づけの最終チェックをします。で、デザート食べてから行っちゃう。というのがパターンです。 なんで月曜日の夜かというと、そうすると、週末しっかり、その時の片親と一緒にいられるからです。日曜日の夜なんかにしちゃうと、なんだか日曜日の午後そわそわしちゃうんで、このほうが、週末の親子水入らず満足度が高いです。 毎月曜に行ったり来たりというのは単純でかなり気に入っています。親にとってもいいリズムでおすすめです。 とはいっても、親同士半分ずつ、というわけにはいつもいかないでしょう。どんなリズムになるにせよ、皆が苦労なくできるリズムが見つかるといいですね。 とくに子供たちは、二つ家があることで、何がどっちの家にあるか、それだけで結構な思考力を使います。スケジューリング手伝ってあげるといいし、服はもちろんのこと、両方のうちになるべく同じものがある状態を作ってあげると、子供は助かると思います。スポーツ用品とかかな?うちはむかし、合気道の用具一式をいったりきたりしていたので、一時期親が自転車で付き添っておりました……(車に彼の自転車は入らないので…)なにしろ、あれは先生からいただいた特別の用具だったようで、二つ買うわけにはいかなかったのでした……ちょっと高かったしな… それと、別居当初、まだ息子が小学生だったころは、まあ体も小さかったんで。親もいっしょに行き来して、送ったついでにちょっとしたアップデートをしておりました。内容としては、デフォルトでは、その片親の週の子供の様子と、引継ぎ。その他、養育に関わること。たとえば、今後の仕事の(財政的)状況が変化するときとか。 引継ぎ内容でいうと、たとえば、体調の変化とか、お医者か歯医者に行ったこととか。学校でなにかあったこととか。あと、週末何してたとか(両親の関係が良好なら、子供からいっぱい話してくれますよ)。 最近子供がひとりで移動するようになったので。もう親はアプリでしかアップデートしてないですけど。関係が十分修復されれば、会ったも普通に会話できる友人関係であれば、別にそれでもうちは大丈夫。 信頼関係の問題かなと思います。 なんかつらつら書いていると読みにくいなあという印象が自分であったので、ちょっとこれからは工夫を入れていきます。(まあ、わたしが考えることなんで、大した知恵ではないんですが)ちょっとフォーマッティングわからないので今日はこの程度で勘弁してください(笑) おそらく子供たちが助かるヒント 1.家が近いのがいい 2.なるべく両方の家に同じものがあると運ばなくて便利 3.モノの行き来も含め、スケジューリング手伝ってあげる 4.最初は一緒にもう片親の家まで送ってあげる(迎えに行ってあげる) 5.片親と引継ぎをしてあげる 仲良く引継ぎしちゃってる姿もついでに子供に見せつけてあげる(笑)
仕事のこと
私は家から車で45分くらいのところにオフィスがある会社の会社員ですが、大変ありがたいことに会社から理解をいただいておりまして、私の常軌を逸した生活リズムを受け入れてくれており、朝こっぱやくから始めさせていただいています。本当にありがたいです。 朝の時間帯を前倒し始業で、すでに、放課後の子供といられる時間は長かったわけですが:コロナになってからは週二回オフィスで、通う時間がなくなって子供と一緒に居られる時間がさらに増えました。 元旦那さんは夕方7時半くらいに帰宅するらしいので、彼よりずっと長い時間一緒に居ると思います。なので、テスト週間なんかは、積極的に率先して私がみるようにしてあげてます。 コロナも欧州は収束しつつあるわけですが、今後もこのような就業体制が続けられるといいなあと思っています。 また書きます。
目下テスト準備週間
来週は年末テスト。中学三年に上がれるかどうか。2科目非及第点があるとだめだって言うんだけど、どうなる?現在3科目が及ばず。 はじめこんなに関わってなかったのですが、きっかけはコロナでした。去年は、コロナのにより、一年以上、オン&オフでオンライン授業が続き、クラスの半分が、半分以上の科目で非及第点だったという記録的な年だったらしいです。 だいたい、ティーンエージャーにこの状況下で「自宅学習でも、先生が居なくても、しっかり勉強していきましょうね(はぁと)」とか まず無理でしょう。 それで、うちのも結構その時期キープアップするので大変そうにしてたので、それを支えるためというか。両親で、もう少し「一緒に」やることにしました。 前回のテストでかなりこの方法がよかったみたいなので、今回も続行。 我が家も「いちおう」分担があります。 話を聞くと、元旦那さん仕事忙しくて時間が取れてないらしい。それで独語もママが日曜日にみました。基本的には、私のほうが、子供といっしょに居られる時間が長いですから。 国語→自分で数学→ママと科学→ママと、たまにパパ歴史→自分で、その後ママと質問セッション地理→ママと仏語→ママと英語→自分で(ノータッチ)生物→自分で、ママと質問セッションあったりなかったり独語→パパと、ママも ええと……分担じゃないかこれ(笑) ほとんどママだけど(笑) 私は独語やったことがなくて知識ゼロなので、基本的には元旦那さんにみてくれるようにお願いしています。 テスト勉強の週末は楽しい母子のイベントごとという感じでやっています。お昼は好きなものを作ってあげたり、休憩時間にお菓子いっしょに食べながら、自分がウケたYoutubeを見せ合ったりする。 母としては、数学の設問一緒に解くのが好きです。
パパと議論したって。
元旦那さんは温和な感じの印象とはギャップのある(笑)ブラックなセンスにあふれたひとで、なんだろうな、ユーモアのセンスでは今でも、私のツボというか、この人にかなうひとは今後出てこないんでないかと思っています。 性格も温和な印象からは想像できないくらい芯の強さがあって、とことこん論理的。なんでしょう、議論してもたぶんだれも勝てないんですよね。 息子も、ティーンエージャーとなってから、父親のそういう強さは、ほかに類を見ないという気づきが日々あるようです。 息子:「こないだ、パパと議論になったんだけど……なんか、勝てないんだよね。」 ママ:「ん-。勝てないだろうねえ。恐れよ。って感じ。何を議論したん?」 息子:「やっぱ大人には敬意を持って接するべきだっていうことと、ぼくが自分で気づかないところで、反抗期の行動とってるっていうこと。小一時間議論して、結局、なんていうの? はい。自分は反抗期の小僧です。大人にはリスペクト必要ですね。って感じで説き伏せられた感がある。」 ママは心の中でガッツポーズですよ。ありがと!やってくれましたよ、パパがまた。 こうやってママには到底不可能なことをやってのけてくれるのが、パパです。 また、おそらく、逆もしかり。 パパに到底できないことをやってくれるのがママなのだ。って、ええと、それはいったいなんだろう?(自問) リクエストメニューを作るとかか?(自爆)わははは。 さて、今日のご飯は何にしようかな。
伝えたときのこと
付き合い始めてしばらくは、この関係性がどうなるかわからないので、息子には一切言いませんでした。 長いお付き合いになりそう。と確信して、それでも、まだ言いませんでした。相方には、わが街に入ることも禁止しておりました。ばったり会って息子に目撃されたりしないためです。また、友人にも信頼できる一人にしか教えてなかった。 コソコソしたわけではまったくない。ただ、1.関係性に確信を持てている ときに、2.きちんと、明確に息子に伝える ことをしたかった。それをできないままに、誰かから聞いちゃった、とか、見ちゃった、とか万が一あったとき、息子はどんなに傷つくことでしょう。 ただでさえ、大好きだったパパとママが別れて、傷を負っている息子。傷口に塩を塗るような行為ですよ。 これに関しては、相方と二人で、カンペキに準備しました。準備した計画はこれ。 二月にクロッカス休暇というのがあるんですが、その休暇の前のママの週の始まりに、相方の存在を伝えました。 「ちょっと来てちょうだい。ママ、Kとぎゅっとしたいから。」ぎゅっとしながら、「ママね、Kちゃんに伝えないといけないことがあるの。あのね、まずね、何があっても、Kちゃんがママのナンバーワンだからね。」と言ってから、もう一回ぎゅっとしました。しばらくぎゅっとしてると、「ママ、どうしたの?」と不思議そう。深い息をしてから、「ママにね、彼氏ができたんだよ。」と意を決して言いました。でもね、Kちゃんが一番なんだよ。」ともう一度繰り返しました。息子はぎゅっとした腕をほどいて、ママの顔を見て言いました。「ぼく、気にしないよ。ぼく、嬉しいよ。よかったね。」満面の笑顔で言ってくれたんです。 どんなにほっとしたか! どんなに大人な反応なんだろう、この子は、と、私のほうが見守られているような気分になりました。きっと、これまでこの子が参加してきた自助グループなんかで、時間をかけて、気持ちの整理をつけてきたのかな。だって、こんなにも潔い反応は、大人にだってできないと思う。 (この子が参加した自助グループとかサポートグループに関しては、また書けるといいなと思います。) 休暇直前の週末日曜日に招待しようと提案し、「あなたに、街を案内してもらいたいんだけど、ルートを考えてくれない?今まで、この街に来たことが一度もない人だから。」と息子に頼みました。当時8歳だった息子は、一生懸命にルートを考え、紙に書いて、おさらいしていました…(今思い返してもその一生懸命な姿に涙が出ます)。 当日。息子は洋々と先頭に立って街を闊歩し、自分にとって大切な街のすみずみを説明してくれました。自分の通っている学童への裏道とか、ケバブが一番おいしいお店とか。 そしてその週末が終わって、月曜から一週間クロッカス休暇をパパのうちで過ごしたKくん。 どうしてこのような計画にしたかというと、 やはりショックはいかほどかと思ったんです。クロッカス休暇、学校がお休みで、パパのうちでゆっくりしてもらうことによって、パパと、ママの新しいパートナーにあったことをお話ししてもらったり、そうすることで、パパとの時間を緩衝材にしてもらったんですね。 結果は、大成功でした。 パパのうちから帰ってきた息子は、この新しい事実をインテグレートできたようなゆっくりした顔をしていました。
めりはり
元旦那さんにも、私にも、新しいパートナーができてもう数年たちます。 両家ともに、違う街で違う家に住んでいます。両社とも、子供がいるパートナーです。ただし、うちのはまだ中二病の息子ですが、パートナーたちの子供たちはもう大きくて、子育て的には、先輩といえます。とくに元旦那さんの彼女のとこでは、反抗期がすごかったらしく、息子の反抗にはいろいろアドバイスくれるみたいで、私も元旦那さんを通してそのヒントにありつくんですけど、とても参考になります。 居を共にしていないけれどパートナーということなんですが、いわゆるLiving Apart Togetherというやつですね。これからのことはわかりませんが、現在はとても気に入っています。子供が子供でいる時間はとても短いので、少しでも、水入らずの、特別な時間を過ごしたいと思っています。 共同親権・共同養育のおかげで、これが可能になっています。なぜなら: 養育を一週間で交代するため、息子と生活する一週間は息子メインで。息子が父親宅に行っている一週間は、自分メインで。というメリハリができます。息子がいない週には仕事面でよりこなすことができますし、息子のいない週末は、新しいパートナーの家で過ごすことが多いです。息子がいない週にものすごく仕事をやって、息子のいない週末に完全にリフレッシュして、息子が帰ってくる夜に最高のママでいるぜ!というモチベーションになっているんです。ありがたいです。 とりとめがなくなってきたので今回はここまで。また書きます!
ふたつの家
とりあえず書き続けます。 私と元旦那さんは、1キロ半の距離に住んでいます。自転車で5分ですね。 これは実に便利です。近ければ近いほど便利です。 何しろ、子供が、物を取りに行けます。あ!数学のノートパパんちに忘れてきたわ! あ!三角定規もないわ!ちょっと行ってくる!とぴゅーんと自転車で行ってとってきます。 感情的な、離婚中などにとくに「違う街に住みたい」とかなりがちですが。独り身ならいいんですけど。子供がいるなら、子供がラクになるように。子供が転校しなくてもいいように。子供が同じお店の同じアイスを、同じお友達とつるんで、学校の帰り道に買い食いできるように。 許す限り、近くにしてあげてください。 しばらく、がんがん書きます。
養育費うんぬん
小さい記事をこまごま書きます。書きたいことが爆発しており、忘れそうですので。 私は離婚前も仕事をしていました。お給料は2から1に減り、家はふたつに分かれるわけですから、当然、2の給料でひとつの家に住むよりずっと使えるお金は少なくなります。それはお互いそう。ただ、元旦那さんは、ほとんどローンの終わった家に住んでおり、私は賃貸をしています。 で、普通、結婚していると家もふくめて財産は半分になるというデフォルトがあるんですが、私らは、彼の希望で、そのデフォルトからは外れて、家はまるまる彼のもの、という条件のもとで結婚しました。「ずるい」とかそういうのは私にはなくて、私がいつでも新しいページを開くことができるための、自由を買うための代金だったかなという風に思っています。 慰謝料(というこの日本語の言葉は好きではありません)とか養育費はもらってません。ま、贅沢はできないけれど、全部自分の稼ぎでやってます。プライドとか意地ではないんです。そのお金はいらないから、何かしら息子がサポートが必要なときに、その分息子にだしてやってほしい。そう言ったんです。 そんな甘っちょろい口約束でいいのか!とか突っ込みが自分でもあったわけですが(笑) いいんです(笑) 元旦那さんは、それはそれは息子を愛しているので。いろいろしてくれていますよ。 また徒然に書きます。それでは。