昨日午後、二回目のワクチン注射でした。すでに昨夜から具合が悪い。速攻でした。 今週は幸い、Kはパパのうちなので、安心です。昨日は夕ご飯なんて作れる状態でなかった。しかも、こんなこともあるだろうと、わたしは昨日からパートナーの家にお邪魔しているので、すっかり面倒みてもらっており、ありがたいです。 ま、このようにして、夏休みの数日がつぶれるのは悲しいですが、仕方ないですね。逆に、思いっきり週の半ばとかで仕事に影響が出まくるよりは、いいかも。 というわけで、夏休みをラウンドアップ中。
Category: 新しいパートナー
新しいパートナーと子供との関係構築。など。
来たよ夏休み。(第二弾)
実は第一弾にはちょっとした落ちがあったのですが、息子はあまり、ママとの活動を楽しんでいなかったようなのでした。週の終わりに、ちょっと会話して、フィードバックをもらってわかりました。本当は、友達と約束して泳ぎに行ったりするのがよかったんだけど。 ま、来年はそうしましょう。 息子がパパ宅に移動してから、私はパートナーと二人で、ちょっと足を延ばした(とはいっても、現在のコロナ事情を鑑みて、国内ですが)二泊の旅行に出かけました。息子なしだと大人の活動を心置きなく楽しめるものです。やはり、子供が楽しいアトラクションに大人が合わせて行動するということがあるものですから。気を使うものです。 この旅行、充分にはねを伸ばすことができました。お目当ての展覧会も観られたし、行きたかった場所での自然散策もできたし。街で楽しいショッピングもできました。おいしいワインを飲んでとても満足しました。やっぱりこういう活動はパートナーと二人だとダブルで楽しいです。もうこうなったら積極的にこういう機会を増やそうと思います。 実は、ちょっと落ち込んでいたんですね。先の第一弾の一週間で、あんだけベストは尽くしたけれど、息子があまり楽しんでなかったという事実に。いろいろ計算外だったこの夏休みです。元気になるのに、ちょっと時間がかかりました。仕方なかったですね。ティーンズに関する読みが浅すぎた私もわるかったです。 残念ながら、わたしのワクチン注射第二回目がこの金曜日午後となっており、週末は具合が悪くなるかもわからないため、月曜から木曜までの予定で、休暇の予定に入れることができず。まるまる一週間自分の夏休みだ!とはならなかったのですが、まあ、また、次回。 まとめ: ティーンはこれから放っておこうと思います。今後の休暇は大人活動オンリー、自分本位でいきます。ただし、日本への一時帰国以外。息子は日本だったら行きたがるだろうから。
来たよ夏休み。(第一弾)
とうとう来ちゃった夏休み。というわけで、二週間いただいたお休みの半分が過ぎました。 離婚前は、元旦那さんがいろいろ考えてオーガナイズしてくれていた。離婚後は、自分でいろいろ考えてブッキングも、ロジスティクスも、考えていかないといけない。いろいろなオプションを検討して、お出かけプラン、宿泊のオプション、息子の嗜好もかんがみつつ。意外と、めんどくさい。しかも、行ったことない場所、駐車場予約したり、いろいろドキドキすることも多いです。離婚後、元旦那さんが、どんなに頑張っていてくれていたか、どんなに私のことを思ってくれていたか、こういう細かい瞬間に感謝の気持ちをいだくことがあります。 私は離婚前は、車を運転することを好みませんでしたが、職場からやんわり希望されたことが大きな要因で、車を購入し運転するようになりました。なんで車を運転しなかったというと、しなくても良かったから。元旦那さんがどこでも連れていってくれたし、必要がなかったから。自分は時間をかけてでも公共交通機関を使いました。 こういうのって、自分では苦労しない、いわゆる「フリーライダー」。しかも、感謝の言葉もなかった。当然、という態度。恩義のかけらもない。離婚したあとでは、申し訳なかったなあ、と思います。恥ずかしいくらいです。それでも元旦那さんは、喜んで運転してくれていた。いろんなところに連れて行ってくれた。愛してくれていたんだなあと、運転中に、じっとありがたさを感じることがあります。 離婚して、子供と一緒のお休み。いろいろ工夫(苦労?)してここ数年やってきましたが…… ついにきた。もうどこに行っても、ママとじゃつまらないお年頃。ママが楽しいこと(自然散策とかキャンプとか)は、ティーンにはたまらく退屈な活動。 今年が、最後だね。今回が最後、との覚悟で、もうこの一週間、べったりと楽しみました。いろいろ行きましたよ。朝いちでお客がいないうちに、オランウータンのところに駆けつけたこと。なんとも優しいオランウータンの子供がいて、Kと檻越しに遊んでくれました。これはとても心に残ったみたい。サファリにも行きました。考古学博物館。映画も一緒に見たし、ランチと称して、ご希望だった大盛りのパフェをごちそうしてあげたり。 来年からは、Kとの夏休みの時間はとらず、普通に仕事しようと思います。息子は、友人と出かけるのが一番みたいだから。それに、もしかしたら来年はもう、夏はずっとアルバイトに明け暮れるかもしれないよね。 で、私が会社から夏休みをいただくなら、Kがパパのうちに行っている間、彼氏か友人かで、大人で過ごすようにします。今年、元旦那さんが、そういう道を選んだようにして。交代で息子の面倒を見て、ほんとうに自分のためのお休みをいただくようになるでしょう。 子供時代が一区切り終わった感じ。ちょっとしんみりしつつ、成長が誇らしいママでした。 まとめ:子供が親との夏休みをあまり楽しまなくなったら、そういうお年頃なのかもしれない。今年は、パパは、一週間ちょっとママにKをお願いして、その間、彼女さんと水入らずで休暇旅行へ。私はこの間、Kといろいろお出かけしましたが、Kも付き合ってやっているという感じでした。来年からは、ママも、パパが今年そうしたように、とくにKと一緒にお出かけするために休暇を取ることはしないでしょう。パパとママと、交代で、大人の休暇に出かけるようになりそうです。Kはどうするかな、来年。お友達と泳いだり、アルバイトをしたりするのかな。
夏休みの相談
引き続きまだ決定が必要だった夏休みの行ったり来たり。とりあえず決定を見た。 結局元旦那さん、彼女さんとだけの一週間オーストリア入りということで決定。Kには楽しいことないからママ宅でお願いできない?という相談。それが、もともとパパ週でした。 で、八月第二週も、彼の趣味兼副業で一週間ママ週がエキストラに入っており。ママは嬉しいけどさ。 六週間ある夏休みのうち、五週間ママのうちって、パパにほとんど会えない。Kはどう思うかね? という問いかけを返しておいた。 そうしたら、まあ、オーストリアの後の一週間はパパのうちに移動ということに。当然だろ。よく考えろ。 気まずそうに「八月中旬以降は何もないからさ……二人でなにかしたかったらいつでもうちでいいからさ…」 ま、お互いさまだからさ。気にしないどいてください。今回、「ちょーっとまったー!」を返したのは、Kがパパとも一緒にいたいでしょ?ということだけだったから。 どうなることか、夏休み。 オランウータン以外には、ピンボール博物館という希望も、入ってきました。 まとめ:新しいパートナーと一緒に居る時間も必要だろうが子供と一緒の時間を優先しようよ。
さっきの補足
前の記事読みかえしつつ、補足が必要と思いました。 「これまで、一つの共同体として二人で協力して分担できていたことが、家が二つになることによって、それぞれが独立した単体として上記のすべての領域で機能していかないといけません。」 ま、最初はそうなんだけど。基本はそれぞれシングルペアレントなんだから。だれもいなかったら自分がやるっきゃない。 だけども、共同養育だと、最終的には、養育に関しては、ある程度までは、共同体に戻るというか。もちろん、離婚前のようにがっつりした共同体ではないけれど、新しいパートナーたちと、その二人の家族構成員も巻き込みながら、何と言ったらいいか、ざっくりした「ゆるーい」共同体になるという感じ。なれたかなと思います。
夏休みの相談中
きのう夜元旦那さんから電話があり、夏休みの相談でした。 彼女のEさんの夏休みが、私の夏休みとどっぷり重なっちゃっているらしい。で、二人はイタリアに車で行きKも連れてキャンプしに行こうかっていう話も出ている。どうしたらベストかな?という電話。 明日Kがママと試験勉強準備しに来ることになっているので、その時にどうしたいか、Kの本音の希望をママからも聞きだしておきます。 と同時に、電話越しにさらっと、長所と短所をさらっと二人でおさらい。 イタリアでキャンプ、友達がいないと、大人ふたりとずっと、っていうのはKも退屈ではないかな。二週間連れていってもらうのは、私はかまわないよ。ただ、ママはそこしか夏休みないから、ママとKが夏休みらしいことを一緒にする時間はもうとれないかも。それでKが良いなら、二週間連れて行ってあげてね。(私らが日本に行くときも、行きたいだけ行かせてもらってきたし、それはお互いさま。)ママとおっさんは今回ステイケーションで遠出しないつもりだったから、フレキシブルだよ。Kが居ないなら、計画修正するから。 代替案:イタリアは一週間でKと三人で行って帰ってきて、ママに引き渡して、あとその週二人で過ごせばいいんじゃない?元旦那さんのほうでは、Eが八月にずらせないのか、聞いてみるよ、だって。追加情報としては、Hくんは引っ越し準備があって、夏休みはとくに家族で遠出はしないらしいよ。 息子が一番嬉しい夏休みになれば、それでいいよ。 というわけで、今日日曜日、ママのうちに試験準備に来たK。これに関して聞いてみると:「ぼく、わからないよ。友達が一緒に行けるなら、二週間大丈夫と思うけど、一人なら、年寄りと二週間はつまらないな。」「相変わらず失礼がすぎる。もしイタリアが半分の一週間だけになったとしても、どうせ、そのあとの一週間も、ママとおっさんという、これまた年寄りと一緒ですよ。おあいにくさまでした。」「あ、そっか。」 まあ、想定内だな。 あとは、パパに任せよう。ラストミニッツではあるけど、夏休みの相談は、まだ続く。 まとめ:1.どんな相談にも子供は関与してもらいましょう。すべて希望どおりにしてあげられないことくらい、子供だってわかってくれているし。2.譲る・助け合う、は、普通の友達間でも同じように、必要。3.譲る・助け合う、が重なったところに、信頼関係が築かれていくはず。
「おっさん」
今日は月曜日。息子は行ってしまいました。パパんちへ。今週も楽しかったなあ。いっぱい笑ったなあ。 というわけで今、元旦那さんに、今そっちに向かってますよーとメッセージしたあと草稿を書いてます。(出したのは翌日) 私の新しいパートナーですが、私らの間では通称「おっさん」で通っています(笑) 私とか息子が考えたものではなく、相方がググって自分で自分を「おっさん」と日本語で呼び始めたものです。 息子にちょい多めにお肉をあげたりとか、ひいきしようとするものなら… な、見たろ。君がママの一番だろ。まじでダントツ。たぶん、十位くらいまで君オンリーのランクインで、次やっと当然のようにクリス・コーネル(サウンドガーデン)だろな。次ヌノ・バッテンコート(エクストリーム)あたりかな? で、ジェリー・カンタレル(アリス・イン・チェーンズ)もランクインするかな、ルックスで無理かな? ママの職場のDとか、あんなオヤジも20位以内に入ってるかもしれない。でな、俺なんだけど、最近はな、気づいたらはしごの一番下っていうの? つうかもう、地中だよ? 泣くよ? とかもう本当に馬鹿なことを言っております。 ま、一位から十位の息子オンリーのランクインに関しては、実際そうなんだけど(笑) それはともかく、彼の子供好きなところ、Kを立てて、あくまでも男友達と接してくれるところが好きです。ちょっと自虐がすぎるけど。 けれど、うちらはもう結婚(この字を書きたくもない)はもうこりごりですので、これからずっと付き合うとしてもそれはない。なので、再婚家庭の事情はよくわからないけれど、継父とか継母っていう概念自体よくわからない。 当然だけど。息子にとって、パパはパパひとりだけ。 今回のまとめ 1.新しいパートナーは、息子にとっては、決して継父でも継母でもありえないと私たちは思ってる。2.新しいパートナーは、息子にとっては新しい友達。(はしごでは息子の下!)3.子供が一番。あなたは二番。とお互いに公言してある。(はしごでは息子の下!)
伝えたときのこと
付き合い始めてしばらくは、この関係性がどうなるかわからないので、息子には一切言いませんでした。 長いお付き合いになりそう。と確信して、それでも、まだ言いませんでした。相方には、わが街に入ることも禁止しておりました。ばったり会って息子に目撃されたりしないためです。また、友人にも信頼できる一人にしか教えてなかった。 コソコソしたわけではまったくない。ただ、1.関係性に確信を持てている ときに、2.きちんと、明確に息子に伝える ことをしたかった。それをできないままに、誰かから聞いちゃった、とか、見ちゃった、とか万が一あったとき、息子はどんなに傷つくことでしょう。 ただでさえ、大好きだったパパとママが別れて、傷を負っている息子。傷口に塩を塗るような行為ですよ。 これに関しては、相方と二人で、カンペキに準備しました。準備した計画はこれ。 二月にクロッカス休暇というのがあるんですが、その休暇の前のママの週の始まりに、相方の存在を伝えました。 「ちょっと来てちょうだい。ママ、Kとぎゅっとしたいから。」ぎゅっとしながら、「ママね、Kちゃんに伝えないといけないことがあるの。あのね、まずね、何があっても、Kちゃんがママのナンバーワンだからね。」と言ってから、もう一回ぎゅっとしました。しばらくぎゅっとしてると、「ママ、どうしたの?」と不思議そう。深い息をしてから、「ママにね、彼氏ができたんだよ。」と意を決して言いました。でもね、Kちゃんが一番なんだよ。」ともう一度繰り返しました。息子はぎゅっとした腕をほどいて、ママの顔を見て言いました。「ぼく、気にしないよ。ぼく、嬉しいよ。よかったね。」満面の笑顔で言ってくれたんです。 どんなにほっとしたか! どんなに大人な反応なんだろう、この子は、と、私のほうが見守られているような気分になりました。きっと、これまでこの子が参加してきた自助グループなんかで、時間をかけて、気持ちの整理をつけてきたのかな。だって、こんなにも潔い反応は、大人にだってできないと思う。 (この子が参加した自助グループとかサポートグループに関しては、また書けるといいなと思います。) 休暇直前の週末日曜日に招待しようと提案し、「あなたに、街を案内してもらいたいんだけど、ルートを考えてくれない?今まで、この街に来たことが一度もない人だから。」と息子に頼みました。当時8歳だった息子は、一生懸命にルートを考え、紙に書いて、おさらいしていました…(今思い返してもその一生懸命な姿に涙が出ます)。 当日。息子は洋々と先頭に立って街を闊歩し、自分にとって大切な街のすみずみを説明してくれました。自分の通っている学童への裏道とか、ケバブが一番おいしいお店とか。 そしてその週末が終わって、月曜から一週間クロッカス休暇をパパのうちで過ごしたKくん。 どうしてこのような計画にしたかというと、 やはりショックはいかほどかと思ったんです。クロッカス休暇、学校がお休みで、パパのうちでゆっくりしてもらうことによって、パパと、ママの新しいパートナーにあったことをお話ししてもらったり、そうすることで、パパとの時間を緩衝材にしてもらったんですね。 結果は、大成功でした。 パパのうちから帰ってきた息子は、この新しい事実をインテグレートできたようなゆっくりした顔をしていました。
めりはり
元旦那さんにも、私にも、新しいパートナーができてもう数年たちます。 両家ともに、違う街で違う家に住んでいます。両社とも、子供がいるパートナーです。ただし、うちのはまだ中二病の息子ですが、パートナーたちの子供たちはもう大きくて、子育て的には、先輩といえます。とくに元旦那さんの彼女のとこでは、反抗期がすごかったらしく、息子の反抗にはいろいろアドバイスくれるみたいで、私も元旦那さんを通してそのヒントにありつくんですけど、とても参考になります。 居を共にしていないけれどパートナーということなんですが、いわゆるLiving Apart Togetherというやつですね。これからのことはわかりませんが、現在はとても気に入っています。子供が子供でいる時間はとても短いので、少しでも、水入らずの、特別な時間を過ごしたいと思っています。 共同親権・共同養育のおかげで、これが可能になっています。なぜなら: 養育を一週間で交代するため、息子と生活する一週間は息子メインで。息子が父親宅に行っている一週間は、自分メインで。というメリハリができます。息子がいない週には仕事面でよりこなすことができますし、息子のいない週末は、新しいパートナーの家で過ごすことが多いです。息子がいない週にものすごく仕事をやって、息子のいない週末に完全にリフレッシュして、息子が帰ってくる夜に最高のママでいるぜ!というモチベーションになっているんです。ありがたいです。 とりとめがなくなってきたので今回はここまで。また書きます!