また苦手な領域:過去から書きます。
子供のDNAは父と母の両方から成り立っていて、それがやはりきっと生物学的にも焼き付いているのかな?
子供は父にも母にもものすごい忠誠心を持っていますよね。
離婚の協議中、別居してしばらく経ったころのことを思い出したので書きます。パパもママも掃除は適当なほうなんですが(離婚後は、どちらもきれい好きになったようです)、ふとした瞬間に言ったんですよね。悪気はなくて、彼そのころものすごい忙しかったので、単に軽く心配、かつ軽く冗談、みたいなノリだったのですが。
「パパんちはちゃんと掃除できてるかな。ホコリだらけになってない?」
そしたら、なんと、息子は大粒の涙をポタポタと落としながら怒り出しましてね。
「パパだってちゃんとできるもん!パパだってお掃除もお料理もできるもん!ちゃんとやってるもん!」
息子、当時八歳。小さいからだをぷるぷる震わせながら、胸を広げて体を大きくして、仮想でそこにいるパパを護るようにして立ちはだかっているのでした。
すぐに抱きしめながら、ごめんなさいを言いました。
パパを攻撃されたように感じたんでしょうね。かわいそうに。自分が代弁し、護る必要を感じたのか。
それから私は、元旦那さんに関する言及をすべてプラスのものに修正するようにしました。
そのきっかけは、この一件だったと思います。
あのときの息子の悲しみとか怒り、二人ともが大好きなその気持ち。
この事件を思い出すたびに、怒涛のように押し寄せてきますね。
息子自身はもう忘れてるかなあ。今度聞いてみよう。
まとめ
1.子供はふたりとも大好き
2.だから相手のことは批判しない